第7回 琵琶湖地域の水田生物研究会
【日 時】 平成28年12月18日（日） 10:30-16:55
【場 所】 滋賀県立琵琶湖博物館 セミナー室（滋賀県草津市下物町1091番地）
【内 容】
開会挨拶 篠原徹館長
諸注意 金尾滋史
第一部 田んぼの多様な生き物の多様な研究
（座長：中西康介）
Ｏ01 水田に多い珪藻種の生態的最適点 富小由紀, 大塚泰介, 中村優介, 中西康介, 打越崇子, 石川俊之
Ｏ02 洪水に見舞われた滋賀県の水田における大型鰓脚類の分布の拡大について 山川栄樹, 田んぼの生き物調査グループ
Ｏ03 滋賀県の水田におけるイチョウウキゴケの繁殖季節 前田雅子, 秋山弘之, 芦谷美奈子
Ｏ04 水田中のヌマガエル幼生密度は先に産卵を始める他種の影響を受けるか？ 饒波希衛, 島田知彦
Ｏ05 谷津田の環境保全を考える「ものさし」としてのニホンアカガエルの卵隗調査 淺野悟史, 脇田健一, 西前出, 奥田昇
Ｏ06 水田で繁殖するケリの受難 脇坂英弥
Ｏ07 野外でコウノトリはどんないきものを食べるか？ 田和康太, 佐川志朗
（座長：金尾滋史）
Ｏ08 劣化程度の異なるコンクリート水路壁に対するカエル類4種の登はん能力の比較 田中雄一, 河村年広, 佐伯晶子, 加藤久
Ｏ09 琵琶湖周辺の農業排水路における魚類相と環境条件の関係 大久保卓也, 境宏貴, 中田宇夢, 石崎大介, 東善広
Ｏ10 琵琶湖固有スジシマドジョウ2種の同所的保全へのアプローチ 森井清仁, 上原和男, 中野光議, 高倉耕一
Ｏ11 カナヘビ100個体の個体識別からわかった個体の色彩変異と移動 吉本瀧侍
Ｏ12 TNB48だっ！ ~みんなでつくった田んぼ展示 大塚泰介, 北野大輔
Ｏ13 生きもの元気米から生きもの元気農産物へ -田んぼでレンコンもできるんだ・常時湛水水田の作り方- 川原奈苗, 高橋久, 番匠尚子, 黒川貴弘
Ｏ14 「世界農業遺産認定」を目指して滋賀県の取組 青田朋恵
ポスター発表（琵琶湖博物館ホール前：12月28日まで掲示）
Ｐ01 水田にあらわれるイタチムシたち 鈴木隆仁
Ｐ02 カメムシ防除空中散布実施地域における空散未実施水田の昆虫相 高橋久, 川原奈苗, 番匠尚子, 黒川貴弘
Ｐ03 乾燥条件下におけるイシガイ科二枚貝類の生存時間
Ｐ04 カヤネズミに適した草地の保全的管理 -耕作放棄地の新たな活用- 澤邊久美子
Ｐ05 滋賀県のため池に生息する水生昆虫の現状 中西康介, 村上大介
Ｐ06 岐阜県大垣市におけるツバメの営巣記録 -8年間の観察記録- 山田七緒子
Ｐ07 田んぼの生物多様性の普及活動 奈良県立御所実業高等学校環境緑地科「生物多様性の保全」研究班 少路智永, 阪井竜矢, 杉岡駿, 森本凛, 角谷和真, 野村祐太朗, 明石一生
第二部 ミニシンポジウム
「田んぼのまわりの豊かな世界~『田んぼの生きもの全種リスト』更新に向けて」
Ｓ01 田んぼの生きもの全種リストの更新に期待すること 宇根豊
Ｓ02 魚はどこから田んぼにやってくるのか 金尾滋史, 阿部司
Ｓ03 滋賀県に分布する100種のトンボと水田地帯での20年間の変遷 川瀬直幹
Ｓ04 ため池・田んぼのホットスポットを保全する 市川憲平
Ｓ05 田んぼ・ため池の植物の農業依存性 嶺田拓也
質疑・パネルディスカッション
閉会挨拶 鈴木隆仁
【主 催】 琵琶湖博物館
【共 催】 近江地域学会生きもの豊かな農村づくり研究会
【参加者】 150人とからしい。
【感 想】
高等学校の生物で、サルは金網を迂回して餌にたどり着けるけどニワトリはまっすぐ行こうとする、っていうのを聞いたのを思い出した。インテリジェンスがどうのこうの。
【おまけ】
> 第7回 琵琶湖地域の水田生物研究会
http://www.lbm.go.jp/event/20161218_suiden.html
（参照 2016-12-22）
