続・そこものがかり

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美濃加茂市民ミュージアム「川のほとりで―木曽川流域の考古と歴史から―」展

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 なんか、最近は木曽川流域祭りみたい。

http://www.forest.minokamo.gifu.jp/tenrankai/22/04.html(参照 2010-08-14)
> 「川のほとりで―木曽川流域の考古と歴史から―」展

 収穫多かった。
・千藤克彦. 2003. 岐阜県の昆虫考古学. 美濃の考古学 第6号: 37-47.
 これはおもしろいよ。ガリレオ(TVのほう)を実際にやっているかんじ。そういうおもしろさ。

・松岡敬二. 2003. 中村累層の海面化石と貝類化石. 美濃加茂市ミュージアム編. 美濃加茂にサイやゾウがいた頃 -みのかもの大地と化石-: 39-42.
・中島経夫. 2003. フナの先祖がすんでいた湖. 美濃加茂市ミュージアム編. 美濃加茂にサイやゾウがいた頃 -みのかもの大地と化石-: 43-44.
・鹿野勘次編. 2010. 岐阜県可児市瑞浪層群 可児川足跡化石群調査報告書. 美濃加茂自然史研究会, 美濃加茂市.

http://www.city.nakatsugawa.gifu.jp/branch/sakashita/wp-content/uploads/2008/01/sekihu.JPG(参照 2010-08-14)
 磨製石斧って、↑こういうのなんだけど、左右対称できれいに作ってあれば作ってあるほど、某社の携帯電話に見えてしょうがない。これは想像だが、古代にもじつは携帯電話があって、造形の得意な男が石でモックを作って古代の女の歓心を(←そういうのを妄想っていうんだよ)

 凸レンズで拡大してやっとわかるような咽頭歯の化石とか、土器の破片とか。こんなん普通見つからんぞ。そんな小さな手がかりから、大昔の様子を想像できるのはたいへん興味深かった。
 身近な地域のいろいろな時代のようすや、現代に残っている自然をこういう場で紹介してくれるといいと思った。(←誰)