【日時】 平成28年2月6日（土）・7日（日）
【場所】 草津市立まちづくりセンター3F 301・302会議室（滋賀県草津市西大路町9-6）
【内容】
（案内より）
外来魚の情報であれば駆除方法や生態などジャンルを問わない。発表者・参加者も滋賀県下にこだわらず広く参加を募る。特に発表者に関しては、一般市民をはじめ、漁業者・行政・研究機関・学者・学生・釣り人等々から広く参加を募り、外来魚の現状、生態、駆除方法から釣り方のコツまで幅広い視点からの
情報収集を行う。話し手・聞き手を同じ目の高さにし、発表ごとに質疑応答の時間を設けることで情報交換とともに参加者相互の交流も目指す。情報交換会と懇親会とのセットで１つのイベントと考えている。
13:00- ルイジアナ紀行 青木崇博（大阪府立水生生物センターサポートスタッフ）
:20- 淀川にイタセンパラがもどってきた！ 福崎由樹（大阪市立福崎東小学校）
:40- 淀川水系イタセンパラ保全市民ネットワーク活動報告：城北ワンドにおける在来魚の種多様性回復 鶴田哲也（大阪産業大学 人間環境学部）
14:00- 2015年に南西諸島で確認された外来魚・純淡水魚の分布（速報）嶋津信彦（しまづ外来魚研究所）
休 憩
14:30- 温帯河川に定着した亜寒帯性魚類フクドジョウの成長様式と予測される在来魚類群集への影響 畠山 類（建設環境研究所）
:50- 濃尾平野のタモロコにおける遺伝的攪乱 赤塚詠司（岐阜大学地域科学部）
15:10- 岐阜県のカワバタモロコ生息池へのブルーギル侵入による絶滅の危機 石崎大介（三重大院生資（滋賀県水産試験場））
:30- 木津川に侵入したコクチバスの食性 山田卓実（近畿大学農学部）
休 憩
16:00- 芥川水系（大阪府高槻市）におけるオオクチバス 花崎勝司（高槻市立自然博物館（あくあぴあ芥川））
:20- 西の湖での外来魚駆除によるホンモロコの回復 亀甲武志（滋賀県庁水産課）
:40- 岐阜県美濃加茂市の小河川におけるオヤニラミ根絶の試み 向井貴彦（岐阜大学地域科学部）
17:00- 外来魚情報交換会からのお知らせ
18:00- 懇親会
7日（日）
9:30- 誰でも簡単！近大式外来魚駆除方法 羽多宏彰（近畿大学バスバスターズ）
:50- 近年頻発する異常気象「冠水対策」と外来魚防除（千葉県我孫子地区 四つ池の場合） 鈴木盛智（手賀沼水生生物研究会）
10:10- 弱電力を使用した外来生物駆除の提案 新村安雄（リバーリバイバル研究所）
休 憩
10:40- 在来魚によるブルーギル抑制効果 佐野聡哉（滋賀県水産試験場）
11:00- ブルーギルの根絶に向けた繁殖技術の開発 山口寿哉（水産総合研究センター 増養殖研究所）
:20- 小規模水域におけるオオクチバス小型若齢個体の性成熟と再生産の可能性 北野大輔（滋賀県大BASSER’S）
休 憩
11:50- 琵琶湖沿岸域におけるオオクチバス、ブルーギル当歳魚の発生状況 田口貴史（滋賀県水産試験場）
12:10- 大津漁業協同組合地先漁場における外来魚の漁獲動向について ー2003年-2015年度漁期を例にー 山根 猛（大津漁業協同組合）
:30- 外来種対策における最近の動き：特に新しい外来種リストに関して 中井克樹（滋賀県立琵琶湖博物館・滋賀県自然環境保全課）
13:00 閉 会
【主催】 琵琶湖を戻す会
【共催】 全国ブラックバス防除市民ネットワーク
【後援】 滋賀県
【協力】 環境再生保全機構地球環境基金
【参加費】 外来魚情報交換会： 無料（資料代：500円）
懇親会：4,000円（予定）
【感想】 みんなすごいなあ。
【おまけ】
嶋津 信彦. 2011. 2010年夏沖縄島300水系における外来水生生物と在来魚の分布 記録. 保全生態学研究 16(1). 99-110.
http://ci.nii.ac.jp/naid/110008661341
（参照 2016-02-11）
森誠一. 2008. 外来魚の行方：これまでとこれから. RIVER FRONT vol.61. 10-13.
http://www.rfc.or.jp/pdf/vol_61/p_010.pdf
（参照 2016-02-11）
せっかく草津まできたから、琵琶湖博物館でボテジャコ第14号（先日買い忘れた分）買った。
金尾滋史. 2009. 滋賀県立大学キャンパス内における魚類とその生息状況. 魚類 自然史研究会会報「ボテジャコ」14号. 37-45. ←あっ滋賀県立大学
辻本始. 2009. カワヨシノボリの水槽内繁殖と雄の求愛時と産卵直前の雌に見ら れる色彩変化. 魚類自然史研究会会報「ボテジャコ」14号. 9-12.
