続・そこものがかり

Yahoo!ブログより移行。

「子供はみんなニュータイプ!」(それはガンダムΖΖ)

 友人と話していてふと考えてみたら、例えば「ビームライフルの音」って、昔の子供たちの音環境には存在しないわけです。(←坂本龍一っぽい)
 自分も含めて、小学生のころまでは電子楽器といったらお金持ちの子の家にある電子オルガンくらいだったなあと思いながら、やはりテクノロジーの進歩とともに子供たちは昔と違った音環境で暮らしてるんだなあと思った。
 理科で「音っていうのは空気の振動」と教えているっていうのは、ある意味すごいことを言ってるわけで、じゃあ楽器も物理的な音源を持ってることが必要条件でなくていいわけで、音に対する考えかたはある意味この定義で解放されたわけだ。

 話しをさらに広げると、例えば「水は高いところから低いところへ流れる」なんて言ったってスペースコロニー生まれの子供にはたぶん「高い?高いって何だ?」となるわけで、そんな人のほうが多くなった時代に地球の重力と水のはたらきで地形がどうのこうのとやたらに賛美したって、そんなのは古い世界に住んでいる人の変なエリート意識を生むだけだな。
 流れる水のはたらきというなら、地球に限らず重力が存在すればその向きに従って相応の現象がおきるわけだから、どうせだったら地球の外の宇宙も含めた自然にたいする畏敬の念をもって、その中でかなりの小さい確率(だと自分は思っている)で存在している地球の貴重さを考えるべきではないのか。

 ......音楽の話か宇宙の話か理科教育の話か地球にしがみつくバカどもを抹(自粛)する話かわけがわからんくなった。