日本魚類学会自然保護委員会 市民公開シンポジウム 国内外来魚問題の現状と課題
【日 時】 平成21年10月12日(月・祝) 11:00-18:30
【場 所】 東京海洋大学 講議棟1F大講義室(東京都港区港南4-5-7)
【参加者】 たくさん。
【内 容】
I. 基調講演
1.国内外来種とは何か? 瀬能 宏(神奈川県博)
II. 国内外来種による生態系・群集の変化
2.有明海沿岸域のクリーク地帯における国内外来魚の分布パターン
鬼倉徳雄(九大院農)・中島淳・佐藤真弓(九大工)・
河口洋一(徳島大)・向井貴彦(岐阜大)
3.湖沼におけるコイの水質や生物群集に与える生態的影響
松崎慎一郎(東京大学 地球観測データ統融合連携研究機構)
III. 国内外来種の希少淡水魚への悪影響
4.シナイモツゴからモツゴへ-非対称交雑と種の置き換わり-
小西 繭 (信州大SVBL)・高田啓介(信州大理)
5.タナゴ亜科における遺伝子浸透
三宅琢也・河村功一(三重大院生資)
IV. 国内外来種による遺伝的攪乱
6.琵琶湖から関東の河川へのオイカワの定着
高村健二・中原真裕子(国立環境研)
7.大和川水系でみとめられたヒメダカによる遺伝的攪乱
小山直人・北川忠生(近大院農)
8.琵琶湖水系のイワナの漁場管理にむけて 亀甲武志(滋賀水試)
V. 海産魚における国内外来種問題
9.日本の水産業における海産魚介類の移殖放流
横川浩治(香川県多度津町)
VI. 国内外来種拡散の要因
10.内水面漁業の今後の課題 丸山 隆(海洋大)
11.滋賀県内の鑑賞魚店における日本産淡水魚類の販売状況と課題
金尾滋史(多賀町博)
VII. 国内外来種の法的規制
12.滋賀県の条例について:地方条例は国内外来種問題に対処できるか?
中井克樹(琵琶湖博)
13.保全の単位:考え方,実践,ガイドライン 渡辺勝敏(京大院理)
総合討論:今後の対策について(司会:向井貴彦)
【感 想】
研究者以外の一般の人々に,生物多様性への認識を広めるのが最も大切だと感じました。
自分もネゴシエーション苦手なんで。「ここからいなくなれー!」ってなりそう。
いかんなあ。
【おまけ】
向井氏ブログより
http://gokudon.cocolog-nifty.com/review/2009/10/post-8a00.html(参照 2009-10-13)
> 「国内外来魚問題の現状と課題」日本魚類学会市民公開シンポジウム再案内