続・そこものがかり

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【book】ガリレオの苦悩

東野圭吾. 2011. 指標す. 文春文庫 ガリレオの苦悩: 219-268. 株式会社文藝春秋, 東京.

 この人、世間では心理描写についてそう高い評価をもらってないが、小説の湯川准教授はいい人だし読んでて面白いと私は思う。
この書き下ろしなんか、なんつうか、心だよ心。(←わかりにくい)だから、ダウジングは水晶の飾りのついた鎖を使うんだね。糸のついた五円玉ではいまいちうまくいかないのだろう。
 毎度毎度、いろんな人情の機微につきあって湯川准教授もたいへんである。