有路昌彦. 2008. 講談社+α新書 401-1 C 思いやりはお金に換算できる?. 株式会社 講談社, 東京.
そもそものきっかけとしては、月刊ジュニアエラという雑誌の特集でこの人が漁業の話しをしていたので気になった。どういうわけかあちこちの書店になくて、数週間探しまわった。所有欲がレッドゾーンに飛び込んだころにやっと手に入った。
「ゆるエコ」のユルい感じは、自分に欠けているものだから印象に残った。肩肘はったというか急進的というかアグレッシブというか、あんまりディープなエコは世界中の人間が続けられるかというとむずかしいから。
ただ、「環境経済学」とかもうちょっと表のほうに書いておかないと、検索するときとか困る人が出てくると思う。...
タイトルからは、近年聞くようになった「仮想市場評価法」というのが思い起こされるが、全体を通してのテーマは、どちらかというとやはり「ゆるいエコでいこう」というほうみたいです。そうしていくことで、「全体最適」というのを探っていければと。そういうことではないかと。