この話題を「生物学」にするか「工学」にするか迷うのだが。
たしか11月-３月は渇水期ということになっているので、河川敷の土砂を採取したり樹木を伐採したりという工事が盛んに行われている。さっきも見た。
自分は動物生理生態学をやっていながらずいぶん「自然の利用」サイドに片寄った考えかたをしてるのかもしれないが、中流域の土砂の堆積状況は昔と変わってしまっている（細かい土砂が堆積する一方で流下して行かない）ので、出水で流れ去るのを期待できないなら、本来の河川敷の環境に戻るのを手伝う目的でなら、人間がいじるのもやむを得ないのでは。あくまでこういう条件付きだけど。
人間にできることは、河川が本来持っている撹乱の機能を手伝うか、どんどん樹林になってしまうのをＴＶで見てるかだと思うが。（←おいおい それはブラックホーク・ダウンだろ）
