爆笑問題のニッポンの教養
FILE083:「台本のない音楽会」
http://www.nhk.or.jp/bakumon/previous/20090901.html
パソコンで持ち歩いてる曲を紹介するのに、あえて無音の曲とか。なんとなく予感はしたんだけど、やるな世界のサカモト。
番組の枠内でこれだけ音楽について坂本マニアが喜びそうな話題を（「誰でもミュージシャン」とかで影響された層が喜びそうなところまで）展開できたのは、爆笑問題と番組スタッフの力量だと思う。「天丼食ったことないみたいな」っていう表現も秀逸だと思うし。雑誌インタビューで、会話が全然噛み合ってなくて逆に必見とか言われてしまってるものもあるのに比べると。そんなこと言うと、マニアはよけいにその記事を探すからいかんのだけど、よくないインタビューの例なので紹介できない。病の重い人だと、そこから大佐......ちがう サカモト教授のいまの関心とかを深読みしようとする。
悲しいときの音楽という話しも良かった。サウダージとかいわれてるものも、そうだろうね。あと、ノーフードノーエデュケイションノーフューチュア（←それはブラックホークダウンだろ）みたいな人の音楽とかにもそういうのがあると思う。まあ、そういう流れから、「日本人にブルースなんて無理だよ」とか言われて凹むわけだけど。それこそ、「天丼食ったことない」みたいな。ちょっとちがうか。
